巨人菅野智之投手が令和初勝利を挙げた。

12球団最速の午後2時5秒に令和初の1球を投げ込むと、中日打線に的を絞らせない。150キロ超の直球、カーブ、スライダー、カットボールなど多彩な変化球で翻弄(ほんろう)。5回まで48球とテンポのいい内容で主導権を握った。

完封ペースで終盤まで進んだが9回のマウンドで京田、大島、ビシエドと連打を浴び失点。令和初の完封勝利はならなかったが9回1失点で4勝目を記録した。

試合終了の時刻は午後4時49分。12球団最速、令和一番乗りで勝利した。

菅野は令和初を“総ナメ”にした。令和1球目を投げ込んだ後、午後2時1分に中日の1番打者渡辺を令和初の三振。9回無死一、二塁から平田を空振り三振に抑えて、令和初の2ケタ奪三振。9回に4安打を浴びて失点したが、最後は堂上を二ゴロ併殺に打ち取って令和初完投勝利を記録した。