「テニス・全仏オープン」(4日、パリ)
男子シングルスの準々決勝で、世界ランク7位、第7シードの錦織圭(29)=日清食品は同2位で第2シードのラファエル・ナダル(32)=スペイン=と対戦する。過去の対戦成績は錦織の2勝10敗。その2勝もハードコートでのもので、クレーコートでは4戦全敗となっている。
ナダルは全仏オープンの優勝11回を誇り“赤土の王者”の異名を取る。近年でも17年、18年と連覇しており、今年は3連覇がかかっている。
錦織の武器はストローク戦からの多彩なショットや、劣勢に立たされても最後まで諦めない精神力の強さにあるが、ナダルはそうした奮闘を正面から打ち砕くような強烈なスピンショットが印象的だ。強い縦回転がかけられたボールは高く弾み、重く相手ラケットに食い込む。
錦織は前々日、前日とペール(フランス)との4回戦を2日にわたって戦い、フルセットにもつれ込む激戦を制した。どれだけ体力を回復できているかが重要になるが、もし初戦で対戦していたとしても最強の相手であることに変わりはない。
試合はセンターコートにあたるコート・フィリップ・シャトリエの第2試合で行われ、日本時間では4日深夜開始が想定されている。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000088-dal-spo
2019-06-04 08:29:00Z
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