◇セ・リーグ 巨人1―0阪神(2019年7月9日 甲子園)
首位の巨人は9日、2位阪神に1―0で競り勝ち、セ・リーグ首位攻防戦を2連勝。前日今季最大の7・5としたゲーム差をさらに広げ、8・5差に突き放した。
【写真】7回無失点の好投で勝利投手となった桜井(右)は宮本コーチに頭をなでられる
7回まで互いに0行進。均衡を破ったのはビヤヌエバだった。8回、この回先頭のビヤヌエバがここまで3安打に封じられていた阪神先発・ガルシアから右越え二塁打を放ち、チャンスを演出。前日好走塁を見せた俊足の増田大を代走に起用し、8番・小林の犠打で1死三塁と好機を広げた。9番桜井の打席で代打に中島を起用し、初球を遊前に転がした間に三走の増田大が生還。貴重な1点をもぎ取った。
9回にも2番・坂本勇、3番・丸が連続四球で出塁。岡本の犠打で1死二、三塁の絶好機を迎えた。だが三走の坂本勇がけん制死、代打・亀井が中前打を放つも三塁を蹴った丸が本塁でアウト。追加点はならなかったが、9回に阪神打線を封じ、1点のリードを守り抜いた。
投げては先発の桜井が7回5安打無失点の好投。3回には坂本、ガルシアに連続安打を許し無死一、二塁のピンチを招いたが、続く近本、糸原を空振り三振に仕留めた。6回にも2死満塁のピンチを背負いながらも5番・マルテを遊ゴロに打ち取り、6奪三振の好投で得点を許さなかった。桜井は前回3日の登板では3回3失点で降板していたが、見事にリベンジを果たし、6月13日以来の4勝目を手にした。
阪神は先発のガルシアが8回4安打1失点の好投も、打線の援護がなく6月2日広島戦以来約1カ月ぶりの白星はならなかった。ガルシアはマルチ安打と打でも貢献したが、後続が倒れ得点ならず。打線は相手を上回る7安打もつながりを欠き、好投の助っ人を見殺しにした。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190709-00000233-spnannex-base
2019-07-09 12:22:30Z
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