[7.7 女子W杯決勝戦 アメリカ2-0オランダ]
女子ワールドカップは7日に決勝戦が行われ、アメリカ女子代表がオランダ女子代表に2ー0で勝利。連覇を達成し、4度目の栄冠を手にした。
3大会連続で決勝進出を決めたアメリカは、今大会すべての試合で前半12分までに先制に成功中。しかし驚異の攻撃力を持つ王者に対して、なでしこジャパンを破ったオランダもしっかりと12分間を守り抜く。一瞬のカウンターを狙って得点を狙った。
試合はほぼアメリカペース。前半28分には左CKからPA内で混戦になり、MFジュリー・アーツが右足ボレーを放つが、GKサリ・ファンフェーネンダールの好セーブに遭う。同37分にはFWミーガン・ラピノーのクロスからFWアレックス・モーガンが合わせるが、再びファンフェーネンダールによって阻まれた。
序盤はシュートに持ち込めなかったオランダだが、前半終了間際にはチャンスを創る。しかし得意のセットプレーで敵陣に入り込むが、ゴールを割ることはできず。0-0のまま前半を折り返した。
試合が動いたのは後半14分。オランダは自陣内に入ったボールに対してDFステファニー・ファンデルクラフトが右足を高く上げ、その足がPA内のモーガンに接触する。試合は続行となったが、その後にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入。主審はフィールド横のモニターで確認にし、PKの判断を下した。
アメリカのPKキッカーはラピノー。34歳のベテランFWは冷静にゴール右に蹴り込み、今大会最多得点タイとなる6点目をマーク。アメリカは今大会すべての試合で先制点を奪ってみせた。
さらに前回王者が後半24分に追加点を挙げる。中盤からのカウンターでMFローズ・ラベルはそのままドリブルを仕掛け、PA手前から左足を一閃。ボールはゴール右に突き刺さり、アメリカが2-0とリードを広げた。
ラピノーは後半34分に交代。FWエレン・ホワイト(イングランド)、モーガンに並ぶ大会最多6点目を挙げ、スタンドからは拍手で見送られた。
オランダは前線へボールを運ぶがなかなかフィニッシュに持ち込めない。一方、余裕のあるアメリカは時間を使いながらカウンターでボールを運んだ。試合はそのままアメリカが2-0で勝利。1991年(第1回)、99年(第3回)、2015年(第7回)と3度の優勝を成し遂げた女王が連覇を達成し、4度目の頂点に立った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-43469031-gekisaka-socc
2019-07-07 17:09:52Z
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