日本列島の南岸を低気圧が北東に進んだ影響で、台風19号で大きな被害を受けた東日本の被災地は25日、激しい雨に見舞われた。読売新聞の午後9時時点のまとめでは、千葉、福島、茨城など9県で最大48万世帯、111万人に避難指示・勧告が出され、千葉県内で4人が死亡した。
気象庁によると、低気圧に湿った空気が流れ込むなどして、千葉・房総半島で25日午前から局地的な前線が形成された。この日観測された12時間の最大雨量は、千葉県市原市で283・5ミリ、佐倉市で248ミリ、福島県相馬市で226・5ミリ。いずれも半日で平年の10月1か月分を超える記録的な豪雨となった。
千葉県内では、市原市の養老川や千葉市の都川など少なくとも8河川が氾濫した。同市緑区では午後1時過ぎ、住宅裏の土砂が崩れ、3棟が倒壊し、2人が死亡した。長柄町では、車ごと一宮川に流されたとみられる男性(88)が死亡。長南町では冠水した道路に止まっていた軽トラックの近くで同町在住の男性(81)が死亡しているのが見つかった。
福島県南相馬市は市内全域に避難指示を出し、25日午後10時から高の倉ダムで緊急放流を始めた。
低気圧は25日夜には関東の東海上に抜けたが、東北の太平洋側では26日も激しい雨が見込まれる。気象庁は、台風19号の被災地では少しの雨でも土砂災害や洪水の危険性があるとして厳重警戒を呼びかけている。
2019-10-25 13:58:00Z
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