トップ10にランクインしたのは22歳以下の選手たち [写真]=Getty Images
新型コロナウイルスの影響で、欧州5大リーグは中断を余儀なくされている。そんななか、移籍情報サイト『transfermarkt』は、今年2月から3月中旬にかけて欧州5大リーグでプレーした選手たちの市場価値のデータを更新した。
同サイトの市場価値は、選手それぞれのパフォーマンスや将来性など複数の要素を考慮して定期的に更新されている。では、今シーズンここまで、市場価値を最も高めた選手は誰なのか。昨年7月1日からの“上昇額”に基づいて、トップ10をランキング形式で紹介する。
※情報はすべて3月18日時点のもの
※日本円は3月18日時点のレートで換算
※カッコ内は、「現所属クラブ/国籍/ポジション/現年齢」
▼10位
メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・U/イングランド/FW/18歳)
最新の市場価値:3200万ユーロ(約38億円)
上昇額:3200万ユーロ(約38億円)
第10位に入ったのは、マンチェスター・Uの新星だ。昨年8月に初めて市場価値がつき、同9月、12月、そして今年3月と3度の更新で3000万ユーロを突破した。2001年生まれでは、レアル・マドリードのロドリゴ(5000万ユーロ)に次いで高額な選手となる。
▼9位
メイソン・マウント(チェルシー/イングランド/MF/21歳)
最新の市場価値:4500万ユーロ(約53億円)
上昇額:3300万ユーロ(約39億円)
今シーズン、市場価値を最も高めたイングランド人プレーヤーはマウントだった。フィテッセとダービー・カウンティでの武者修行を経て、ついにチェルシーでレギュラーを奪取。イングランドのA代表にもコンスタントに招集されるようになった。EURO2020が延期になったことは、まだまだ伸びしろがある彼にとってプラスかもしれない。
▼8位
デヤン・クルゼフスキ(パルマ/スウェーデン/MF/19歳)
最新の市場価値:3500万ユーロ(約41億円)
上昇額:3400万ユーロ(約40億円)
今シーズン、セリエAで5ゴール7アシストを記録するなど大ブレイク。来シーズンからのユヴェントス入りが内定し、市場価値は飛躍的にアップした。昨年7月からの上昇率は3400パーセントと、今回トップ10入りした選手の中で最も高い。マンチェスター・Uのヴィクトル・リンデロフと並び、最も価値あるスウェーデン人選手となった。
▼7位
マルティン・ウーデゴーア(レアル・ソシエダ/ノルウェー/MF/21歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約59億円)
上昇額:3500万ユーロ(約41億円)
レンタル選手の中で、今シーズン最も市場価値を高めたのがウーデゴーアだ。昨年7月から3500万ユーロアップを実現し、5000万ユーロの大台に到達。『transfermarkt』によると、“攻撃的MF”にカテゴライズされる選手の中で、市場価値がトップ10入りを果たしたという。来シーズンのレアル・マドリード復帰が確実視されており、さらなる上昇が期待できる。
▼6位
エドゥアルド・カマヴィンガ(レンヌ/フランス/MF/17歳)
最新の市場価値:4200万ユーロ(約50億円)
上昇額:3800万ユーロ(約45億円)
弱冠17歳で、4200万ユーロの市場価値がつく。ロシア・ワールドカップの優勝メンバーであるサミュエル・ユムティティとナビル・フェキルが同じ26歳で4000万ユーロの市場価値だから、そのすごさが分かるだろう。噂に上がるレアル・マドリード行きが実現すれば、その価値はさらに上昇しそうだ。
▼3位タイ
アンス・ファティ(バルセロナ/スペイン/FW/17歳)
最新の市場価値:4000万ユーロ(約47億円)
上昇額:4000万ユーロ(約47億円)
グリーンウッド同様、ファティも昨年7月時点で市場価値がついていなかった選手だ。第2節のベティス戦でトップチームデビューを果たし、翌第3節オサスナ戦でクラブ史上最年少ゴールを記録したことで、昨年9月に2500万ユーロという初値をつけると、同12月にはその額が4000万ユーロまで上昇した。同じ2002年生まれのカマヴィンカと、どちらが先に1億ユーロの大台に到達するのか、ピッチ上での成長とともに要注目だ。
アルフォンソ・デイヴィス(バイエルン/カナダ/MF/19歳)
最新の市場価値:5000万ユーロ(約59億円)
上昇額:4000万ユーロ(約47億円)
今冬ドルトムントへ移籍したアーリング・ハーランドの陰に隠れがちだが、デイヴィスもブンデスリーガで今シーズン最もブレイクした選手の一人に挙げられるだろう。本職はウイングながら、昨年1月のバイエルン入りから1年足らずで左サイドバックに定着し、直近のチャンピオンズリーグではチェルシーを相手に圧巻のパフォーマンスを披露した。市場価値は一気に5000万ユーロに達し、19歳にしてカナダ人で最も高価な選手となっている。
フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/ウルグアイ/MF/21歳)
最新の市場価値:6000万ユーロ(約71億円)
上昇額:4000万ユーロ(約47億円)
昨年7月時点で2000万ユーロの市場価値があったように、早くから将来を嘱望されていた選手だが、ジネディーヌ・ジダン監督の抜擢がきっかけとなって本格ブレイクを果たした。6000万ユーロの市場価値はトニ・クロースと同額で、MF登録選手としては、カゼミーロ(8000万ユーロ)に次いでチーム2番目になる。
▼2位
ラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン/FW/22歳)
最新の市場価値:8000万ユーロ(約94億円)
上昇額:5000万ユーロ(約59億円)
今回トップ10入りを果たした中で最年長の22歳。評価額は今シーズンだけで5000万ユーロもアップし、インテルでは4歳年上のロメル・ルカク、6歳年上のクリスティアン・エリクセン(ともに8500万ユーロ)に次ぐ3番目で、アルゼンチン代表でも、リオネル・メッシ(1億4000万ユーロ)、パウロ・ディバラ(9000万ユーロ)に次いで3番目の価値を持つ選手となった。
▼1位
アーリング・ハーランド(ドルトムント/ノルウェー/FW/19歳)
最新の市場価値:8000万ユーロ(約94億円)
上昇額:7500万ユーロ(約89億円)
今シーズン、市場価値を最も高めた選手はハーランドだった。昨年7月の時点で500万ユーロだった市場価値は、わずか8カ月で16倍も上昇。20歳未満の選手では、ジェイドン・サンチョ(1億3000万ユーロ)、ジョアン・フェリックス、カイ・ハフェルツ(ともに9000万ユーロ)に次ぐ、8000万ユーロに到達した。1億ユーロ超えは、もはや時間の問題と言える。
(記事/Footmedia)
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2020-03-18 13:57:36Z
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