怒涛のゴールラッシュで1903年以来の大勝!
現地時間5月18日にFAカップ決勝が、イングランド・サッカー界の“聖地”ウェンブリー・スタジアムで開催され、マンチェスター・シティとワトフォードが対戦した。
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試合は開始直後から戦前の下馬評通りの流れとなった。プレミアリーグ連覇を達成したシティがボールを保持しながら、ワトフォードの堅牢を打ち崩す術を模索する展開が続いた。
しばらくワトフォードの粘りに攻めあぐねる時間が続いたシティだったが、26分に均衡を破る。エリア内でスターリングのヘディングでの落としをフリーで受けたシルバが、相手GKゴメスとの1対1を難なく制した。
先制点を奪取したシティは俄然、攻勢を強めて、ワトフォードを完全に押し込むと、38分には、B・シウバのロブパスにエリア内で反応したG・ジェズスのシュート気味の折り返しをスターリングがねじ込んで追加点を挙げた。
その後も相手に一切の隙を見せずに試合を進行したシティは、2-0で迎えた後半も、ワトフォードを圧倒する。
前半よりも攻撃のギアが上がったシティは、55分から途中出場していたデ・ブルイネが、61分にショートカウンターから相手GKをかわしてゴールを決め、試合の趨勢を定めた。
3点をもぎ取ったワトフォードの戦意も喪失させたシティは、攻撃の手を緩めない。
68分には、再びショートカウンターからG・ジェズスが相手GKとの1対1を制してチーム4点目を決めると、81分には左サイドを突破したB・シウバのクロスボールをスターリングがねじ込んで5点目を奪った。
怒涛のゴールラッシュで5点目を奪ったシティ。かたや心身ともに疲弊したワトフォードは完全に足が止まって、まるでサンドバックのように最後まで一方的に打ちこまれ続けた。
87分にはスターリングがハットトリック達成となる自身3点目を決めて、FAカップ決勝では1903年大会のベリー以来となる6点差としたシティは、最後までワトフォードを寄せ付けずにシャットアウトした。
結局、6-0で2010-11シーズン以来のFAカップ王者となったシティは、イングランド・サッカー史上初となる国内3冠を達成し、今シーズンを締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190519-00058770-sdigestw-socc
2019-05-18 18:00:00Z
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