東京都豊島区池袋のホテル客室で袋に入った女性の遺体が見つかった事件で、殺人容疑で逮捕された埼玉県入間市の私立大学４年、北島瑞樹容疑者（２２）が警視庁の調べに対し、「８月頃に女性と知り合い、事件当日に初めて会った」と供述していることが警視庁幹部への取材でわかった。警視庁は１９日、北島容疑者を殺人容疑で東京地検に送検し、動機の解明を進める。
北島容疑者は１２日午後６～８時頃、豊島区池袋のホテル２階の客室で、江東区の無職女性（３６）の首を圧迫して窒息死させたとして、１８日に逮捕された。調べに対し、「手で首を絞めた」と容疑を認めている。
警視庁幹部によると、北島容疑者は今年８月頃から女性とツイッターでやりとりを始めたと供述しており、事件当日もツイッターを通じて女性と待ち合わせたとみられる。女性とのやり取りは事件後に消去されており、警視庁は北島容疑者が削除したとみている。
北島容疑者は大東文化大学文学部に在学していた。同大学は「被害者、ご遺族の皆様に哀悼の意を表します」とコメントした。
2019-09-19 07:08:40Z
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