14日のラ・リーガ第28節、アトレティコ・マドリーは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を1-1のドローで終えた。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チャンピオンズリーグ（CL）出場権を狙う中で痛い引き分けと認めながら、今後も勝利を目指し続ける以外の道はないことを強調している。
4位以内に与えられるCL出場権獲得を至上命題としながらも、現在6位につけているアトレティコ。アスレティック戦に勝利すれば4位に入ることができたが、FWイケル・ムニアインの先制点を許してしまうと、FWジエゴ・コスタ弾で同点に追いつくだけにとどまった。
試合後、テレコミュニケーションでの会見に臨んだシメオネ監督は、次のような感想を述べている。
「両チームともに勝利を目指した試合だった。最初の10分間、私たちは良い形でプレーをし始めたし、カラスコのシュートはゴールになり得た。その後には相手の方がセカンドボール、プレッシングなどで良くなり、こちらが連係やスペースを見つけることを難しくしている。そうして彼らのゴールが決まり、しかし私たちもリアクションを見せてコスタのゴールが生まれた。後半はまた違う内容となり、私たちはより勝利に近づいていた。このスタジアムでのプレーはいつだって難しいが、それでも勝利を持ち帰る可能性はあった」
「私たちは勝利を必要としていたし、それが奪えなければ目まいがする。そうやって過ごしていかなければならない。今後の試合も難しいものになるだろうし、それ以外のことは想像していない」
無観客試合、また会見でも直接的に記者とやり取りができないなど、新たな環境でリスタートを切ったラ・リーガ。シメオネ監督は、どのような感触を得ているのだろうか。
「簡単ではない。私たちは叫び声をあげ、相手に重圧をかける人々がいる環境に慣れ親しんでいる。あなたたち（報道陣）と同じだよ。以前は、ここ（会見場）で一緒に過ごして、顔を向かい合わせていた。今はすべてが異なり、とても冷たさを感じる。人の代わりに機材ばかりを見ている」
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June 15, 2020 at 07:18AM
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シメオネ、パンデミック下のフットボールは「冷たさを感じる。人の代わりに機材ばかりを見る」 - Goal.com
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