4-2-3-1システムに移行し、南野やジョッタを攻撃陣に加える可能性を指摘
リバプールは最終ラインの要であるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが負傷離脱し、今後の穴埋めについて様々な議論がかわされている。そんななか、リバプール専門メディアはより攻撃的なシステムの採用を予想し、南野が起用される可能性にも言及している。
ファン・ダイクは2018年1月に加入して以来、不動のレギュラーとしてリバプールの最終ラインに君臨。昨季はプレミアリーグ全38試合でフルタイム出場を果たすなど代えの効かない存在だが、現地時間17日のエバートン戦(2-2)で相手GKジョーダン・ピックフォードとの接触で右膝を痛めて負傷交代した。その後リバプールは靭帯損傷により、ファン・ダイクが手術を受けると発表している。
18-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、そして昨季のプレミアリーグ優勝に大きく貢献してきた大黒柱の離脱により、センターバックの代役やチームとしてカバーする方法など、現地メディアでは日々様々な議論がかわされている。リバプール専門メディア「リバプール・コム」は、「答えはシンプルに相手より点を取る方法にシフトすることかもしれない」として、より攻撃的な布陣への“回帰”を提案。次のように記している。
「例えば2017-18シーズン、ユルゲン・クロップ監督は今よりも戦術的に冒険しており、4-2-3-1を基本としながらも、4-2-2-2にトライしたり、時には3-5-2を採用することもあった。しかし過去2シーズンではノーマルな4-3-3がベースとなり、ロベルト・フィルミーノが前線から落ちる動き、サイドバックが高い位置を取ること以外は普遍的なものだった」
「もしクロップがさらなる攻撃力の必要性を感じてシステムを変えるなら、興味深いものになるだろう。4-2-3-1を採用すれば、ディオゴ・ジョッタか南野拓実を従来の3トップに加えて起用する形になるはずだ。それは筋が通っている」
守備を統率してきたファン・ダイクの不在は、南野ら攻撃的な選手の出番につながるのか。現地時間21日に行われるCLグループステージ第1節アヤックス戦では、クロップ監督の“対処法”も注目されることになりそうだ。
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