ポスティングシステムを申請した巨人菅野智之投手(31)が8日、申請の受理を受け、川崎市のジャイアンツ球場で胸中を語った。新型コロナウイルスの影響で来季の開催形式などが不透明な中、巨人残留も選択肢に入れ、交渉に入る。獲得に動くメジャー球団は、7球団が予想される。

《菅野の一問一答はこちら》

◎ヤンキース 田中、ハップ、パクストンと3人の先発がFAになり、絶対的エースのコール以外はまだ陣容が固まっていない。

〇パドレス エース格と期待された右腕クレビンジャーがTJ手術で来季絶望。穴を埋める実力ある先発投手の獲得を目指している。

〇メッツ サイ・ヤング賞2度受賞の右腕デグロム、通算51勝の右腕ストローマンがいるが、ローテのアップグレードを目指している。

▲ジャイアンツ ガウスマン、クエト両右腕がローテ入りすることは決まっているが残り3枠は不確定。先発投手獲得が最大の課題。

▲レッドソックス 少なくとも先発2人の補強が必要。エース格のセール、ロドリゲス両左腕はケガと病気明けで不安がある。

△エンゼルス 来季は大谷がローテに復帰する見込みだが全体的に手薄。大物投手の獲得を目指しており菅野もリストアップの可能性。

△ブルージェイズ トップクラスの先発投手獲得を目指しており、バウアー(レッズFA)を逃した場合は菅野もリストアップ候補。